オープン
システム

「原価で家を作る」を叶える、あなたが主役の参加型建築方法

オープンシステムとは、ゼネコンや工務店などの一般的な一括請負型に対して、お客様主導による分離発注型による建設手法のことをいいます。
お客様と設計事務所がパートナーとなって建築全体を統括しながら進めます。

ゼネコンや工務店は参加しません。完全分離発注型です。

設計者はお客様の委託を受けて、中立な立場で業務を推進します。
実務上はお客様の依頼を受けた 設計者が大部分の業務を行いますので面倒はありません。
重要な部分での意思決定への参加、無駄な費用の削減、質の向上、透明性の確保など
一般的な一括請負型に対して何倍もメリットがあります。

オープンシステムの3つのメリット

価格のメリット

元請業者と下請業者の間に発生していた中間経費がゼロになります。
材料や機能・性能の変更によるコストダウンとは違い、形として見えない「経費」の削減なので、同じ内容の建物なら節約できて同じ価格を投じるならもっとグレードアップした建物を造ることができます。

参加できるメリット

設計と施工の自由度がとても高くなるので、
希望すれば家族で壁を塗るなど施工に参加することもできます。

見えるメリット

木造住宅では役20業種の工事について「工事分割請負契約」を交わし、
工事代金も直に支払うので、施工した人たちの顔もお金の流れも全て見えます。

オープンシステムの進め方

オープンシステムとは、ゼネコンや工務店などの一般的な一括請負型に対して、お客様主導による分離発注型のことをいいます。
お客様と設計事務所がパートナーとなって建築全体を統括しながら進めます。 

お客様の希望、コンセプトを基に、いくつかのプランを提案し、何度も打ち合わせをしていきます。建築はコンセプトつくりと基本設計でその後の骨格がほぼ決定付けらため、私たち設計者は模型やCGを制作して依頼者に基本設計の内容がよく分かるように、最善の努力をします。 

オープンシステムでは、それぞれの専門工事会社から提出された見積書はそのまま依頼者に公開されます。
それを業種ごとに整理して、内容と価格が検討されます。

見積もりの徴収、工事業者の選定などの作業と並行して工事工程表を作成します。
また、建築の依頼主さんとこれら専門工事会社が集まり、直接講じ請負契約を交わしていただきます。

建物を建てる位置を決定し、基礎工事、仮設足場、建て方、屋根工事というようにそれぞれの専門業者の工事を私たちオープンシステムの設計者は、図面どおりに工事がなされているか、チェックします。
施工間違いや不備な箇所があると指摘して手直しをしていただきます。

図面どうりの工事が行われたかチェックします。
そしてお客様にくまなく工事完了の確認をしていただき、竣工引渡しとなります。